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2008年11月19日のasahi.comの記事より抜粋です。 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200811180350.html ---------------------------------------------- 駒大、資産運用損失154億円 キャンパス担保で穴埋め 「駒沢大学(東京都世田谷区)が資産運用で始めたデリバティブ取引で、150億円を超える損失を出していたことが18日分かった。」 「大学の説明によると、問題のデリバティブ取引は、主に金利などを交換する「金利スワップ」と「通貨スワップ」の2種で、昨年度、外資系金融機関2社と契約したという。契約額は、日本円で約100億円だった。少子化で学費などの収入減が見込まれるため、「実のある資産運用をするべきだ」と始めたという。経理担当者が窓口となり、大学理事会も了承した。 」 「ところが、昨年後半以来の金融危機などで時価が一気に値下がり。今年3月末の昨年度決算時点で、評価損は53億円を超えた。その後も含み損は増え続けたため、結局、先月で取引を解約、損切りすることに決めたという。確定した損失額は約154億円。 」 「穴埋めのため、大学は今月2日の臨時理事会で、みずほ銀行から110億円の融資を受けることを決定。不動産登記簿によると、大学本部にほど近い深沢キャンパスのほか、世田谷区内にある野球部グラウンドなど複数の土地建物を共同担保に、4日付で120億円の根抵当権が設定されている。 」 ---------------------------------------------- 記事を読む限りでは相当リスクの高い運用です。記事によれば大学関係者は「資産規模に対し投資額が多すぎた。大学の経営陣には金融商品に詳しい知識を持った人がおらず、認識の甘さがあった面は否めない」と話しているそうです。 立正大学でも大きな評価損が生じたことが報道されています。 2008年11月20日の時事通信の記事より抜粋。 http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20081120-7 ---------------------------------------------- 金融危機で148億円含み損=立正大 「立正大学(東京都品川区)は20日、資産運用のための金融取引で、今年9月末時点に148億円の含み損を抱えていることを明らかにした。」 「立正大では、資産運用を野村証券や大和証券SMBCなど国内4社に委託している。運用資産は、国債、地方債、社債や投資信託のほか、豪ドルを組み込んだ仕組み債。これらの含み損は、今年3月末時点で約96億円だったが、足元の金融市場混乱や円高が直撃して拡大した。一般的には、仕組み債は、各種有価証券や不動産などの資産を組み合わせて組成する複雑な金融商品。」 「少子化などを受けて経営環境が厳しいため、リスクの高い金融商品で資産運用を図る大学は多いとされ、金融市場環境の先行き次第では損失処理を迫られる事態が発生することが懸念される。」 ---------------------------------------------- 立正大学のケースは、駒沢大学ほどリスクの高い運用ではないようですが、それでも大きな評価損が出ているわけですから、他の学校法人の監査でも十分注意する必要がありそうです。 |
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